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住宅ローン審査の基本「住宅ローン返済以外の信用情報にも注意」
[こちらのコラムでは住宅ローン審査の基本についてご案内します。]
住宅ローン返済以外の信用情報にも注意
2013年に、ある携帯電話会社が携帯電話利用料金をきちんと支払っていた顧客の信用情報を遅延扱いで登録していたという問題が表面化しました。
これは顧客側にはなんの問題もありませんが、この誤登録が原因で住宅ローン審査に通らないということも、可能性はゼロではありません。住宅ローンの審査に通る、通らないは家族にとっては死活問題です。本来、個人信用情報を扱う会社はその情報の重要性から徹底した管理が必要であり、安易な照会はもちろんのこと、その情報の流出売買は厳しく制限され、社会的相応なモラルが問われています。
また、昨今は奨学金の未納が社会問題化していますが日本学生支援機構は全国銀行個人信用情報センターに加盟しました。学生のときに借りた奨学金の返済が、将来のマイホーム取得に影響を及ぼすこともあるという時代になっています。奨学金を返済中の場合、その残高が審査に影響する金融機関と、影響しない金融機関が存在します。
また、生命保険料の場合、銀行口座引き落としで未引き落としとなっても信用情報への影響はありませんが、生命保険料をクレジットカード払いにしていると、同じ引き落としでも、信用情報へ影響を及ぼします。
その他、銀行口座残高不足で、その不足分を自動的にクレジット決済する機能がある場合、その後そのクレジット返済が滞ると遅延として扱われることもあります。
住宅ローンの借り換えの場合、住宅ローン返済口座の直近6ヶ月11年分の通帳コピーの提出を求めることがあります。それによって電気代やガス代の引き落としができていなかったりという信用情報として登録されていない情報も読み取ることができ、住宅ローン返済以外の資金繰りが審査へ影響を及ぼすこともあります。
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