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住宅ローン関連ニュース

  • 2020/11/17
    [住宅ローンニュース]住宅ローン金利動向を占う日銀フォワードガイダンス。10月の会合で変化あり?

    2018年7月に日銀が長期金利の変動幅を従来の「−0.1%〜0.1%」というレンジから、「−0.2%〜0.2%」というレンジに拡大したことにより、直後の長期金利は上昇しましたが、その後の動きをグラフで見るとこうなっています。



    この1年でハッキリと反発しているのは気になるところですが、それでも変動幅拡大前と比べても金利は上昇していません。本日の長期金利は0.020%と引き続き低水準ですね。

    住宅ローンユーザーとしては有難い状況ですが、一方で+0.2%が新たな上限となっていることから金利がさらに上昇する可能性も気になるところです。そうした当面の金利動向を占う上で重要なのが、日銀が会合の度に発表している金利見通し=フォワードガイダンスですね。

    今はイールドカーブコントロールによって日銀が金利をがっちりコントロールしているために、日銀の意向がそのまま金利に反映されているわけで、尚更このフォワードガイダンスは重要だと言えます。

    ではまず、前回取り上げた7月に実施された会合におけるフォワードガイダンスをチェックするとこのようになっています。

    金融政策運営については、2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続する。

    マネタリーベースについては、消費者物価指数(除く生鮮食品)の前年比上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまで、拡大方針を継続する。

    引き続き、@新型コロナ対応資金繰り支援特別プログラム、A国債買入れやドルオペなどによる円貨および外貨の上限を設けない潤沢な供給、BETFおよびJ−REITの積極的な買入れにより、企業等の資金繰り支援と金融市場の安定維持に努めていく。

    当面、新型コロナウイルス感染症の影響を注視し、必要があれば、躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる。

    政策金利については、現在の長短金利の水準、または、それを下回る水準で推移することを想定している。

    次に今回取り上げる10月に発表されたフォワードガイダンスはこうなっています。

    金融政策運営については、2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続する。

    マネタリーベースについては、消費者物価指数(除く生鮮食品)の前年比上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまで、拡大方針を継続する。

    引き続き、@新型コロナ対応資金繰り支援特別プログラム、A国債買入れやドルオペなどによる円貨および外貨の上限を設けない潤沢な供給、BETFおよびJ−REITの積極的な買入れにより、企業等の資金繰り支援と金融市場の安定維持に努めていく。

    当面、新型コロナウイルス感染症の影響を注視し、必要があれば、躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる。

    政策金利については、現在の長短金利の水準、または、それを下回る水準で推移することを想定している。


    つまりは前回と文言は全く変わっていないということです。コロナ禍が収束するまで今の低金利が続くということで住宅ローンユーザーとしては安心して良さそうです。

    もちろんコロナ禍自体は1日も早く収束してもらいたいですが。

    なお気になるインフレ率の予想はこのようになっています。



    インフレ率が日銀の目標である2%に到達すると異次元緩和が終了することになりますが、2022年度の時点で+0.7%であることから、インフレ率から見ても少なくとも2023年3月までは低金利が続くことになります。

    加えてこの見通しはこれまでどんどん下方修正されてきました。その点ではそもそも2022年度に+0.7%まで上昇する可能性はかなり低いです。

    フォワードガイダンスから「時期」は削除されてしまいましたが、インフレ率の予想を見れば金利上昇は「まだまだ先」ということですね。ぜひ参考にしてみてください。

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