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  • 2018/11/6
    [住宅ローンニュース]住宅ローン金利動向を占う日銀フォワードガイダンス。前回会合で変化あり?

    いつもご案内しているように、7月に日銀が長期金利の変動幅を従来の「−0.1%〜0.1%」というレンジから、「−0.2%〜0.2%」というレンジに拡大したことにより、長期金利はジワジワ上昇しています。最近の長期金利のグラフを見るとこういう感じです。



    本日の長期金利も0.13%ということで0.1%を上回っていますね。

    住宅ローンユーザーとしては残念な動きですが、一方で0.2%が新たな上限となっていることから上昇余地は限られることに加え、前回=7月の会合から日銀が金利見通し=フォワードガイダンスを発表しており、これによって当面の金利動向が分かるようになりました。

    では早速、今回=10月末に実施された会合におけるフォワードガイダンスをチェックするとこのようになっています。

    金融政策運営については、2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続する。

    マネタリーベースについては、消費者物価指数(除く生鮮食品)の前年比上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまで、拡大方針を継続する。

    政策金利については、2019年10月に予定されている消費税率引き上げの影響を含めた経済・物価の不確実性を踏まえ、当分の間、現在のきわめて低い長短金利の水準を維持することを想定している。

    今後とも、金融政策運営の観点から重視すべきリスクの点検を行うとともに、経済・物価・金融情勢を踏まえ、「物価安定の目標」に向けたモメンタムを維持するため、必要な政策の調整を行う。


    主に赤字の部分がフォワードガイダンスということになりますが、増税後1〜2年の低金利維持を示唆する内容ですね。おおよそ前回=7月末に発表されたフォワードガイダンスと変わらない内容に思えますが念のためチェックしてみると前回の内容はこうでした。

    金融政策運営については、2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続する。

    マネタリーベースについては、消費者物価指数(除く生鮮食品)の前年比上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまで、拡大方針を継続する。

    政策金利については、2019年10月に予定されている消費税率引き上げの影響を含めた経済・物価の不確実性を踏まえ、当分の間、現在のきわめて低い長短金利の水準を維持することを想定している。

    今後とも、金融政策運営の観点から重視すべきリスクの点検を行うとともに、経済・物価・金融情勢を踏まえ、「物価安定の目標」に向けたモメンタムを維持するため、必要な政策の調整を行う。


    ・・・全く同じ内容ですね!

    フォワードガイダンスを見る限り金利上昇リスクは引き続き低いということになります。

    なお気になるインフレ率の予想はこのようになっています。



    インフレ率が日銀の目標である2%に到達すると異次元緩和が終了することになりますが、2020年度の時点で+1.5%であることから、インフレ率から見ても2021年3月まで低金利が続くことになります。

    加えて上記予想をよく見てみると前回=7月の見通しである+1.6%から少し低下していることが分かります。

    とすると、今後の予測もどんどん下がっていく可能性があるということですね。これまでの経緯を振り返るとそうなるとは思いますが・・・。

    つまりはフォワードガイダンスを見ても、インフレ率の予想を見ても、金利上昇はまだまだ先ということですね。

    次回のフォワードガイダンスとインフレ率見通しの発表に注目したいと思います。

    ぜひ参考にしてみてください。

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